とにかく毎日新しいことの連続！実践してみて初めてわかることがたくさんあった。
―高校生活はどのように過ごされましたか？
1番濃い思い出は部活動です。 中学校からはじめた合唱を高校でも続けたいと思い入部しました。 人数は二桁にも満たず、常に7・8人で歌っているくらいの小さな部活でしたが、NHKの合唱コンクール（通称Nコン）にも出場し、東京都予選では賞をいただくこともできました。ただ、私たちは賞を取ることを目標にはしておらず、「2人でもハモれば合唱」をモットーに楽しく丁寧に歌っていました。 先輩後輩の壁を超えて楽しく過ごせた3年間は大切な思い出です。
―なぜ理美容学校に進学しようと思いましたか？
初めて美容やファションに興味をもったのは小学校高学年頃です。 その後中学高校の6年間、美容の道に進みたいという思いは変わらず、進路活動を続けていました。 ただ、美容業界のどの職業に就きたいのかがなかなか決まらず、本当にこの道でいいのか迷っていた時期もありました。 そんな時、祖母にメイクをする機会がありました。人にメイクをすること自体が初めてで、さらに年の離れた祖母の肌にメイクをするのはとても難しいことでしたが、終わった後鏡を見た祖母が嬉しそうにしてくれて、私もすごく嬉しかったのを覚えています。 このことがきっかけで今の夢である福祉美容師という職業を知り、美容学校へ進むことを決断しました。
―アポロ美容理容専門学校 に進学を決めた理由を教えてください。
私の中で、美容学校といえば都心にあっておしゃれな子たちばかりというイメージがありました。勝手にそんなイメージを抱いて、実際にオープンキャンパスに行った学校も都心の学校が多かったですが、実は私は電車に長時間乗ることや人混みが苦手でした（今も）。 そして、そんな時に参加したのがアポロのオープンキャンパスでした。私にとって身近な八王子にあって、さらに少人数でアットホーム。 他の学校に比べたら、多少劣る部分はあるかもしれませんが、私にはぴったりな学校だと思いました。授業見学に行った際には現在の2年生がまだ1年生で、見学にきた私にたくさん話しかけてくださり、とても明るく暖かい雰囲気だったことをよく覚えています。
―実際に入学してみて、感じたことを教えてください。
とにかく毎日新しいことの連続、という感じです。 ワインディング1つ取っても、授業の度に新しく課題ができたり、克服したり、コツを掴んだり…前回の授業から何も成長できなかったということが一度もありません。 その分しっかり疲れますし、眠くもなりますが、その度にみんなで眠いけどがんばろうーと声を掛け合いながら、頑張っています笑 1番授業回数が多いワインディングはもちろんですが、私が特に自分の成長を感じたのはシャンプー実習です。初めてシャンプーをした時、自分の服も相手の服も床も全部びしょびしょにしてしまい、こんなので美容師になんてなれるのかなとすごく不安になりました。でもそのことを隠さず素直に取り組むうちにだんだんとできるようになり、今では服を濡らすことへの心配よりシャンプーの技術面の向上へ向けて努力をすることができており、着実にステップアップしています！！
―校外活動として「きつね祭り」に参加していましたが、どうでしたか？
お祭りに参加する人たちへ「きつねメイク」をするという内容で、事前に学校で何回か練習を重ね本番を迎えました。 当日は思った以上にお客様が来場され、周りもガヤガヤした状況でした。 予想より大変でしたが、そういった状況の中でお客様にスムーズに施術をするにはどうしたらいいのか、また小さいお子様とのコミュニケーションはどのように取れば良いのか、必死に頭を回転させながら楽しんで活動することができました。 学校内で勉強する内容は基礎なので、学校外で実践してみて初めてわかることがたくさんあり、貴重な経験になりました。
―これからの学校生活の目標などがあれば、教えてください。
入学して半年が経ち、技術試験や検定、技術コンテストに挑戦し、本格的に美容学生らしい学校生活を送っていると、その分将来や国家試験への不安が募ってきますが、今はとにかく目の前の課題を一つ一つクリアできるよう必死に毎日を過ごしています。 元々気負って真面目に取り組みすぎてしまう性格なので、毎日の学校生活を送る上での不安に押しつぶされないよう、後期は「程よく」を意識していきたいです。
最後に、アポロをひとことで表すと...！
どんと構えてなんでも挑戦させてくれる暖かい場所！
※取材時 美容科・１年
